「GROW」で目標設定！自分の成長を描こう！〜よはくカフェ〜

GROWモデルで目標達成！この記事では、コーチングにおけるGROWモデルの概要とその活用方法を詳しく解説します。目標設定から現状分析、オプションの検討、意志の確認まで、効果的なステップを学び、あなたの成長をサポートします。

今日GROWについて話そうか

GROWって「成長」を意味する英単語だよね？

その通り！でも、ここでは目標設定でよく使われる「GROW」モデルのことを話すつもりだよ。

聞いたことがないよ！よはくさん、出し惜しみしないで早く教えて！

そぞろさん、いつも通り好奇心旺盛だね！じゃあ早速説明に入ろうか。

「GROW」で目標設定！自分の成長を描こう！

さて、今日はコーチングのフレームワークとしてよく使われる「GROW」についてです。

ここでの「GROW」は成長も意味しますが、それと同時に四つの英単語の頭文字を合わせたものでもあります。

GROWモデル

G : Goal （目標設定）

R : Reality　（現状把握）

O : Option（選択肢の洗い出し）

W : Will（意志の確認）

GROWモデルは、コーチングのフレームワークの一つで、目標達成のプロセスを構造化するために使われます。

GROWの４ステップとは？

上記の各ステップでやることは以下の通りです。

GROWステップ

Goal（目標設定）：最初に、具体的で達成可能かつワクワクするような目標を設定します。これは、短期的な目標でも長期的な目標でも構いません。重要なのは、目標が明確であることです。
Reality（現状把握）：次に、現在の状況を正確に評価します。自分がどこにいるのか、どのようなリソースや制約があるのかを理解することが重要です。
Options（選択肢の洗い出し）：目標に到達するための可能な選択肢や戦略を洗い出します。このステップでは、想像力を働かせてクリエイティブに、あらゆる可能性を検討します。
Will（意志の確認）：最後に、洗い出した選択肢の中から実行する選択肢を選びます。具体的な行動計画を立て、実行の意思を確認します。この段階では、行動計画を具体的にし、期限を設定し、進捗を測定する方法を決めます。

この4つのステップを順番に進めることで、目標達成への道筋を明確にし、実行可能な計画を立てることができます。

G・R・O・Wに分けて考えるメリット

へえ〜思っていたよりシンプルなのね！
何よりGROWって「成長」を意味する単語だし、覚えやすいわ！
でも、どうして４つのステップに分解すると良いのかしら？

GROW４ステップを全部まとめて考えるとしたらどうだろう？想像して見てごらん？

そうね、「現状の私はこうだから目標はこの程度かしら〜？」なんて考えて、あまり大きな目標は描けない気がするわ。
あとは、選択肢を洗い出す時に、「できる気がしない選択肢は最初から挙げないでおこう」なんて思って、あまりオプションが出てこない気もするわね・・。

そうなんだよ！各ステップに切り分けて、自由に想像力を羽ばたかせてみることで、大きなゴールをイメージできたり、たくさんの選択肢が見えて来たり、たくさんのメリットがあるんだよ！

これなら私も「気もそぞろ」なんて言わずに落ち着いて取り組めそうね。よはくさん、今日も面白いコツを教えてくれてありがとう！

ぜひGROWモデルを頭に入れて、日々の仕事やプライベートでやってみたいこと・実現したいことについて考えてみてね。

コツはリミッター（自分を制限しようとする思考）を外すこととイマジネーション（想像力）！

（後日)
あのー。よはくさん・・。

どうしたの？そぞろさん。困った様子だね。

やっぱり、ちょっと難しいです。Goalを考える時にGoalだけに集中できないし、Optionを考える時に「自分には無理かな」なんて無意識にたくさんのOptionを除外しちゃってる気がします。

わかるよ。コツは「これはどれだけ自由に想像できるかのゲームだ」「これはどれだけたくさんの面白い選択肢を洗い出せるかのゲームだ」などと考えてみるなどして、リミッター（自分を制限しようとする思考）を取り払うこと。想像力を自由に働かせること自体を楽しめるようになると、スムーズに考えられるようになると思うよ。